手形貸付
利息が低い&審査が早い
正規業者2選
東京に本社があり、法定金利内で経営支援をしている正規の貸金業者を調査。
「手形貸付」の利息が低く、審査期間が短い2社を選びました。
A-pro
ジャパン・
ファイナンシャル・
ソリューションズ
転ばぬ先の杖!
手形貸付の業者の選び方
銀行からの融資が期待できない場合、貸金業者を検討する経営者の方も多いのではないでしょうか。なるべく利息の低い融資を受けたいところですが、中には悪質業者もいるため、安易に依頼するのはおすすめできません。以下の2点を確認し、信頼できる正規業者かどうかを見極めてください。
登録業者かを確認する

悪質業者の中には、大手金融機関の名を騙りDMを送るケースがあります。どんなに好条件だったとしても、DMに記載された番号にいきなり連絡はせず、住所や電話番号を調べるようにしましょう。金融庁の「登録貸金業者情報検索サービス」で気になる社名や電話番号を検索すると、正規の貸金業者としてきちんと登録しているかどうかを確認できます。

https://www.fsa.go.jp/ordinary/kensaku/
正規の貸金業者は、財務局か都道府県知事の登録番号を取得しており、登録情報を開示しています。さらに、貸金業法(第四条)により、貸金業者が広告や取引をする際には、あらかじめ金融庁に登録している電話番号を使うことが義務付けられています。
DMやホームページに載っている電話番号が登録されているかもしっかりとチェックしましょう。尚、電話番号を調べる際は、「-(ハイフン)」を外してください。
企業への事業資金融資の専門業者の中でも、特に手形貸付に注力している正規の貸金業者を3社ピックアップしています。
法人専門の貸金業者です。手形貸付などさまざまな方法で事業資金を融資しています。手形貸付は最短で即日融資の実績も。銀行やほかの会社で断られた企業も審査の対象にしています。

https://a-pro.in/
A-proの特徴
独自の審査で銀行や他社に断られた会社への融資実績あり
中小企業の融資相談に対して、大手銀行のような杓子定規の審査をするのではなく、A-pro独自の基準で審査を実施。赤字決算の企業にも融資をした実績があり、銀行や他社の審査に通らなかった企業も審査の対象にしています。
審査には直近2期分の決算書などが必要ですが、赤字でも返済能力が見込めるなら、融資に応じてくれる可能性はあるでしょう。
社員を不安にさせたくない!
経営者の心情にも配慮
融資の申し込みで、初回は会社の電話に連絡が入りますが、それ以降は経営者の携帯電話番号での連絡にも応じてくれます。これは、融資相談していることをほかの社員に知られないようにする配慮のひとつです。中小企業の経営者にとって、スタッフに動揺を与えないように資金を調達しようと考えるのはごく自然な考え方。このように、柔軟な対応をするのもA-proの特徴です。
A-proの口コミ評判
借入金があっても
無事融資してもらえた
「個人向けのビジネスローンやサービスを行っていない点が、法人向けに特化していて好感が持てました。担当者の対応も非常に良く、既に借入金があったのにもかかわらず事業資金を融資してもらえたので、また利用させてもらいたいと思います。おかげで事業も順調です。」
即日審査で
スピーディーな対応が◎
「普段から利用されてもらっている手形業者に断られてしまい、早急に対応してくれる手形業者を探し回っていたところ、A-proさんが積極的に受け入れてくれました。急いでいる旨を伝えたところ即日審査をしてくれて、スピーディーな融資を実現してくれたため、大変満足しています。」
手形貸付の詳細
A-proの提供する手形貸付は、即日で10万~300万円の融資を受けることができます。相談内容によっては、10万円以下や300万円以上の融資にも対応可能です。また、銀行の審査に通らなかった会社や赤字決算の企業、既に借入金がある企業に対する融資実績もあり、非常に高い対応力が魅力です。さらに、返済期間と回数は最長3年・36回と、他社よりも低めのラインが設定されています。
最短の審査期間 | 利息 | 来店訪問 |
---|---|---|
即日 | 6.80~18.00% | 不要 |
最短の 審査期間 |
即日 |
---|---|
来店訪問 | 不要 |
利息 | 6.80~18.00% |
企業ルーツとしては1974年設立の北九州市の商業手形割引業者で、現在は企業向けファイナンスのほか、多角化しています。

https://www.jpnfs.com/
ジャパン・ファイナンシャル・
ソリューションズの特徴
世界6ヶ所に拠点を置く
投資事業会社のグループ企業
ジャパン・ファイナンシャル・ソリューションズ(JFS)はチャータードグループというグローバルな投資事業会社のグループ企業。チャータードグループは日本だけでなくシンガポールやドイツ、イスラエルなど世界6ヶ所に拠点を持ち、資産管理や投資アドバイス、土地開発や不動産投資などを手掛けています。
JFS自体も事業資金融資に留まらず、保証事業や企業投資、M&Aにも活躍の場を拡げています。
企業の今後の可能性も加味する
独自の審査基準
手形貸付のような運転資金などの短期融資の審査では、通常は直近の決算書など財務状況を重視するのですが、JFSでは事業計画書などによって今後の成長性なども加味した独自の審査基準を持っています。
単なる融資ではなく、企業投資という観点を持ち、経営サポートもしているからこそ、融資先の将来性をチェックするデータやノウハウを持っているのでしょう。
ジャパン・ファイナンシャル・ソリューションズの口コミ評判
※口コミが見つかりませんでした
手形貸付の詳細
ジャパン・ファイナンシャル・ソリューションズでの手形貸付は、融資額100万~5,000万円で比較的高額な資金ニーズに応えられるのが特徴です。一方で、返済期間は8か月、最大6回の分割払いに設定されているため、無理のない返済計画を立てなければなりません。また、利息は8.00%~14.90%、遅延損害金は上限の20.00%となっており、最短の審査期間は1日です。
最短の審査期間 | 利息 | 来店訪問 |
---|---|---|
1日 | 8.00~14.90% | 必要 |
最短の 審査期間 |
1日 |
---|---|
利息 | 8.00~14.90% |
来店訪問 | 必要 |
そのほかの手形貸付業者
大黒屋

https://www.dai-kokuya.co.jp/tegata_sin.php
大黒屋は中小企業や個人事業主に向けて事業資金を融資している会社です。手形貸付をはじめ、さまざまな融資商品を扱っています。
年間約15,000社に利用されており、優良法人の表敬状を昭和47年より9期連続で授与されています。リピート率も93.8%と非常に高く、多くの企業に支持されています。
融資サービスにおいては人物的信用を重視しており、「銀行では手続きに時間がかかると言われたり、対応してもらえなかった融資相談でもスピーディーに対応してもらえた」と評判です。
入江倉庫

http://www.iriesoko.co.jp/
入江倉庫はさまざまな融資商品を扱っている会社です。本社は福岡にあり、手形貸付・担保貸付は福岡地区にお住まいの方限定で提供しています。
特徴は昭和30年創業の老舗で、信用第一で事業を行なっていること。迅速な処理とレートの引き下げ、初めての方にも手形割引での融資を提供するなど、地域の経営者の立場に立ったサービスを心がけており、多くの地元企業に愛されています。
手形割引のレートは年率3.50%~15.00%となっており、振出人が高額(1000万以上)で、超優良企業の場合は特例で年率3.50%以下でのお見積もりも可能です。
手形貸付とは?
手形貸付とは、企業として手形を振り出すことで融資を受ける資金調達方法です。あまり高額な融資は受けられませんが、運転資金の確保やつなぎ資金を目的として、だいたい1年以内の短期間に返済する契約でまとまった資金を調達できます。銀行はもちろん、事業資金専門の貸金業者でも取り扱っているところがあり、最短で即日融資が可能な業者もあります。
手形貸付の3つのメリット
最短で即日融資が可能
手形貸付における最大のメリットは、何と言っても審査が早く融資までの期間が非常に短い点でしょう。提出書類が多くて審査にも時間がかかる融資方法と比較すると、スピーディーな資金調達が可能です。
中小企業へ向けた事業融資を専門に行う手形貸付業者の中には最短即日融資ができる業者も増えており、急ぎの場合にも利用しやすいでしょう。
金利が安く、利息の負担が低い
手形貸付は審査が早いうえに、金利が安いというメリットも存在します。金利の設定は金融機関によってさまざまですが、銀行の場合は1.0~3.0%程度で利用できることが多いようです。これは貸付金未回収のリスクが極めて小さいのが理由です。
また手形貸付金は借入期間が短く借入額も少ないため、余計な借り入れコストをかけずに資金調達ができます。
状況にあわせた返済方法が選べる
手形貸付の返済方式は、一括と分割の2通りです。翌月までのつなぎ資金と1年以内の分割で返済したい資金など、用途によって返済方法を使い分けることができます。
一括返済は利息負担額が少なく、一方で分割返済は返済期間が長いことから返済計画を立てやすいのが魅力。資金の用途や会社の状況などを踏まえて、状況に合った返済方式を選ぶようにしましょう。
手形貸付の5つのデメリット
高額融資は受けられない
手形貸付は少額融資をメインとしているため、新規ビジネスの参入や事業拡大など、まとまった資金調達には向きません。そもそも手形貸付は返済期間が1年以内と短く、多額の融資は完済の確実性が非常に低いとみなされます。
そのため、つなぎ資金や運転資金の調達として利用するのが最適でしょう。どうしても高額融資を受けたいと考えている人は、手形貸付以外の調達方法を検討したほうが良いかもしれません。
返済期限が短く長期的資金には向かない
返済期間を1年以内に設定している業者が多い手形貸付は、余裕を持った返済計画を立てにくいのがデメリットです。無理な計画を立ててしまうと、資金繰りのために利用したはずが、かえって悪化させてしまう可能性もあります。
業者の中には返済期間を最長3年に設定しているケースもありますが、基本的には1年以内に返済できる規模の資金調達に留めておくのがベターです。
信用力が低いと審査に通らないケースがある
手形貸付は金融機関の審査に落ちた中小企業であっても融資を通りやすいのですが、会社の事業が回っていないと判断された場合は、信用性が低いとみなされて審査に通らないケースがあります。
信用を得るには業績を上げ、業歴を積み重ね、取引数を増やすのが重要です。きちんと審査をクリアするためには、あらかじめ対策を講じておくのがポイントでしょう。なかには独自の基準にのっとって審査の可否を決定している会社もあるので、親身になってくれると評判の業者に相談してみるのもおすすめです。
不渡りを二度出すと銀行取引が行えなくなる
一括支払・分割支払の両方において、返済ができないことは手形の不渡りとなります。半年以内に不渡りを2回起こすと銀行取引が停止されるため、事業が継続できず倒産に繋がるでしょう。
もちろん不渡りが1回であっても、その事実が金融機関に伝わることで会社の信頼性が著しく低下してしまいます。よって新しく融資取引を行うのが難しくなり、事業継続が困難になります。
個人事業主は利用できないケースが多い
手形貸付の対象は法人であることがほとんどのため、個人事業主やフリーランスは利用できない可能性あります。個人事業主が非対象となっているのは、貸金業者からの信頼を得にくいのが理由です。
法人の場合は決算書に経営状況の詳細が記載されていますが、個人事業主は細かい決済の必要がなく、信用を得るための情報を提供しにくいでしょう。そのため手形貸付を利用したい人は、法人成りを検討してみてください。
手形貸付の利息
一般的な融資は返済時に利息をプラスして支払いますが、手形貸付の利息は先取りが基本です。融資実行時に額面の金額から利息分を差し引いて融資を受ける方法なので、一般的な融資のように支払いたい場合は事前の契約が必要となります。
また具体的な手形貸付の利息は「利息=借入金額×金利×借入期間÷365日」で計算され、借入期間が長く借入金額が高いほど利息が多くなるのです。返済期日よりも早く返済できれば過払い金が返ってくるため、前倒しで返済しても損害が発生しません。余裕がある場合は期日より先に返済するのも1つの選択肢です。
手形貸付のリスク
手形貸付は融資期間が1年以内と短く、1年以内には返済を行わなければならなりません。もしも期日までに返済ができない場合、振り出した手形は不渡りとなります。万が一不渡りを発生させると、手形交換所規則に基づいて不渡り処分を受ける必要があるでしょう。この不渡り処分は全金融機関に伝わりますが、1回目であればまだ救いがあります。
しかし、手形不渡りを半年間で2回発生させると銀行取引が強制停止されてしまうのです。具体的には当座預金取引と融資取引の2年間停止、上場企業の場合は上場廃止などがこれにあたります。さらに取引先からの信用も著しく低下するため、今後の融資取引が困難になるでしょう。
もちろんその間は銀行との取引が不可能なので、取引先との通常取引はできません。会社が存続していても事実上の倒産とみなされてしまうので、倒産の一途をたどるのは免れないでしょう。
手形貸付の場合は期日までに手形決済できれば、最悪の状況を免れる手立てがあります。しかし、最悪の場合は倒産に追い込まれるリスクが潜んでいることは、しっかりと肝に銘じておかなければなりません。
手形貸付を利用する流れ
1.利用する企業・業者を選ぶ
手形貸付を検討する際、まずは利用する企業や業者を選ぶ必要があります。手形貸付を実施しているのは、銀行とノンバンクの2種類が基本です。それぞれにメリットとデメリットが存在するため、貸付期間や金利、融資までの期間などをしっかりと内容をチェックしてから、どちらが最適かを検討しましょう。
金利の低さを重視する人は銀行を、最短即日融資や銀行での審査が通らなかった人はノンバンクを利用するのがおすすめです。
2.必要書類などの準備
実際に手形貸付の申し込みを行う前には、提出する書類を準備しておかなければなりません。一般的に手形貸付で必要となる書類は、金融業者所定の約束手形、代表者本人確認資料、決算書もしくは確定申告書2期分、商業謄本、当座照合表、取引先通帳の写しなどです。
銀行で融資を受けようと考えている人は、営業許可書や印鑑証明書なども必要になります。
3.申し込み・審査.返済方法の確認
申し込みに必要な書類が準備できたら、実際に銀行やノンバンクで手形貸付の申し込みを行います。来店での申し込みが基本ですが、ノンバンクの場合は来店不要で申し込める業者もあるでしょう。
具体的には、まず融資の希望金額を伝え、その資金の使用用途を説明し、準備した書類を提出します。その後、提出した資料をもとに審査が行われるという流れです。審査時には返済方法も話し合うため、会社の状況を考慮して慎重に決定してください。
4.融資を受ける
審査の内容に問題がなければ、手形の振り出し日に融資を受けることができます。融資した金額をしっかりと返済できるかが審査基準となるので、保証協会による保証制度に申し込んだり資金の用途を詳細に伝えることで、会社の信頼度を高めることができるでしょう。
また審査から融資までの期間は銀行や業者によって異なるため、申し込み前に忘れずに確認しておくと良いです。
5.返済を行う
融資を受けた後は、あらかじめ話し合いで決めた返済方法にそって返済を実施していきます。当座預金からの引き落としが基本で、返済日に残高が不足していると返済金が引き落とせず、手形不渡りとなってしまいます。会社の信用にも関わりますし、半年間のうちに2回不渡りを起こすと当座取引が停止されるため、十分注意しなければなりません。
当座預金口座を開設しているメインバンクがある中小企業なら、手形貸付で融資を受けるのにさほど手間はかかりません。あらかじめ定められた範囲内で、銀行所定の約束手形に金額と会社を書いて印鑑を押すだけです。
一方、新規に手形貸付を申し込むのに即日融資を期待する場合は、銀行ではなくノンバンク系の事業資金専門業者に相談することになります。
銀行の手形貸付のハードルが高いのは、当座預金口座を開設する必要があるからです。審査にも時間がかかりますし、すぐに運転資金を調達したいという状況だと、銀行を複数回るのは得策といえません。ノンバンク系の貸金業者なら、銀行に融資を断られた中小企業でも、審査に通るケースがあるので、検討してみるのも手です。
詳しく見る手形貸付では、利息のほかに記載される金額によって印紙税を支払う必要があります。10万円未満なら非課税ですが、例えば300万円を超え※500万円以下だと印紙税は1千円、3千万円を超え5千万円以下だと印紙税は1万円といった具合です。
※「300万円を超え」とは?
「300万円を含まない、それ以上の金額」を意味します。国税庁の公式サイトにある「印紙税額の一覧表」にも同様の表現があるため、注意してください
貸金業者で審査を受ける際、必ず必要となるのは代表者本人の確認資料や商業謄本・商業登記事項証明書、決算書などです。それ以外にも取引先通帳コピーや事業計画書など、貸金業者によって必要書類は異なるため、各社に合わせた書類を用意する必要があります。
また、手形貸付は有価証券である手形自体が担保となるので、ほかの担保を求められることは、基本的にはありません。
手形貸付は、事業資金調達方法の中でも金利は比較的低めとなる傾向があります。ビジネスローンと違って、担保として手形を振り出すこともありますし、少額の短期返済ということもあり、きちんと返済すればトータルの利息も抑えることができます。
ただし、手形貸付は利息分を差し引いた金額が融資されて、それを期日までに額面で返済する仕組みなので注意してください。
手形貸付の返済期間は3・4ヶ月から1年以内となっています。貸金業者の中には最長3年の返済期間に設定しているところもありますが、やはり運転資金やつなぎ資金で利用するのがメインなので、売掛先からの入金サイトに合わせて適時返済するのが賢明な利用方法といえるでしょう。
尚、手形貸付の返済期間に法的規制があるわけではありません。
手形貸付を期日に返済せず不渡りを出すと、2回目には銀行取引停止となってしまいます。従って、原則期日に返済するのですが、返済を先延ばしする方法がないわけではありません。1つは手形記載の決済日を変更するもの。もう1つは新たな手形を差し入れるというもの。これらは手形貸付の「ジャンプ」と呼ばれ、いざという時だけ慎重に利用すべき方法です。
詳しく見る手形貸付を利用した方の体験談
資金繰りを
改善できました
「他の業者にて手形割引を利用しており、既に借入金がある状態でも対応してもらえました。資金繰りに困っていた時期でしたので、快く受け入れてもらえて本当に感謝しています。こちらのニーズに沿った丁寧かつ柔軟な対応で、きちんと説明をしてくれたため貸付への不安もほとんどありませんでした。今後も融資が必要になった際には、ぜひお世話になりたいと思っています。」
できるだけ早く
融資を受けたい人におすすめ
「手形貸付での融資を受けたのが、銀行との初めての取引でした。ちょうど年末で決算などの関係もあったのかもしれませんが、すぐに契約して素早く資金が振り込まれたため、そのスピーディーさに驚いたのを今でも覚えています。審査基準や結果に関しては厳しいところとそうでないところがあり、中にはその日に審査結果が出る会社もあるので、できるだけ早く融資を受けたい人にもおすすめなサービスです。」
手形貸付とほかの
事業資金の調達方法を
比較!
設備資金と運転資金とでは性質が異なります。自社の用途や目的等に合わせて、手形貸付以外の事業資金の調達方法も比較検討し、最適な方法を選択してください。
取引先からの支払いが手形で、資金繰りが厳しくなった時に、その手形の期日前でも金融機関に買い取ってもらうことで現金化するのが商業手形割引。
金融機関の審査に通らない状況でも、その手形の振り出し企業に信用があれば、資金調達も可能です。
ただし、その手形が不渡りになってしまった場合、商業手形割引を利用した企業が弁済することになります。
ここでいう証書とは「金銭消費貸借契約書」のこと。いわゆる借用書を書いて金融機関から融資を受ける方法です。
手形貸付との対比でいえば、証書貸付は長期返済でまとまった資金を調達する方法で、設備投資などを目的とするケースで利用されます。
手続きに必要な書類が多数あり、審査にも時間がかかりますし、連帯保証人を求められることもあるなど、借りやすい商品ではありません。
当座貸越は手形貸付と共通する部分が多々ありますが、一番違うのは銀行から見て財務内容が良好な企業でないと、融資を受けることが難しいという点。
最初に融資限度額を決めた契約を締結すれば、その契約期間と枠内で借入・返済を簡単にできます。
専用伝票で簡単に融資を受けられるのは大きなメリットですが、契約自体のハードルが高いのは難点といえるでしょう。
銀行や消費者金融のカードローンと同じような手軽さで利用できる一方で、用途が事業資金に限定されるのがビジネスローンの特徴。
金利は高めになる傾向があるものの、経営者の信用履歴次第ではまとまった資金を調達できる可能性があります。
無担保で、最短即日融資も可能とする商品が多々ありますが、法人融資では経営者が連帯保証人になります。
売掛先の入金があるまでの期間、売掛金となっている債券を専門業者に買い取ってもらうことで入金日より前に現金化する方法。
当然、業者には手数料をとられますし、ファクタリング方法によっては売掛先の承諾が必要になったり、債券譲渡登記が必要となったりするケースがあります。
売掛先に知られてしまうと、今後の取引に悪影響を及ぼすこともあるので要注意です。
不動産担保ローンとは、不動産を担保に融資を受ける金融商品で、無担保ローンと比べると金利が低く、高額な資金調達も可能です。
不動産担保ローンは、金利が低く長期借入が可能といったメリットがありますが、融資までに数日かかるのが一般的。
また申し込む側の書類の準備や、業者の不動産鑑定など、煩雑な手間もかかります。
運転資金の短期融資で
知っておくべきこと
運転資金やつなぎ資金の短期融資に使いやすい借入方法として「手形貸付」があります。
手形貸付とは銀行と貸金業者が扱っている融資のこと。審査のハードルが高く、貸金業者は金利が銀行に比べて高いですが、審査のハードルが緩く、スピーディーに融資を受けることができます。より早く、また高確率で運転資金の短期融資を受けたい場合には、銀行ではなく融資を受けやすい貸金業者の手形貸付も検討しましょう。
融資詐欺にご注意!
さまざまな手口を知る
中小企業などをターゲットとして、事業資金融資に関連する詐欺を行う悪質業者がいるので、条件が良すぎる融資話には注意してください。中にはメガバンクの名前を騙ってDMやFAXを送ってくる業者もいますし、いきなり「事業ローンの審査結果のご案内」を送りつけてくる業者もいます。
非正規業者は簡単なチェックで見分けられるので、絶対に接触しないようにしてください。